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三十路的煩悩

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ある挑戦への路 5

何軒か、なじみのショップができた頃、
ある話が舞い込んできた。



西門町を中心に何店舗か展開しているショップの老闆娘に
専属デザイナーとして、来てくれないかという話を持ちかけられた。

いろいろと話していく上で、
彼らは、すでに大陸に工場を持っていて、
数千、万単位で量産しているとのことで、
アタシが考案したデザインTシャツに加え、彼らの企画モノを量産し販売していきたいという。
見たところ、彼らのショップはけっこうな繁盛ぶりだったが、
どことなく、日本のコピーという気がした。。
質はなかなかよいものだったのだが、
日本の雑誌に掲載されたものに似たものを量産、といった感じで。
この上ない嬉しい話だったが、専属という話は断ったのだ。
こう記していると、いかにもデザインがかわれたと思われるかもしれないが、
ただ単に、カタチにしてくれる人を探していたということ^^;

ただ、オモシロい機会ももらった。
VANSのシューズに似せた商品を大陸にて量産するのだが、
(VANSのコピーもどきというのが分かったのは、
シューズを記念に一足もらいそれを友人に見せたことで気づいた^^;)
そのロゴを考えて欲しいという話。
カタチはどうであれ、自分の考案したデザインが、
世の中に出回り販売されているということは正直嬉しかったかなぁ。。

結局、大量に購入してきた100枚近くのTシャツも思った以上に早く完売したため、
アタシたちは、台湾工場で質のよいTシャツを生産しているトコを探し回り、
400枚ほど、自作タグ付Tシャツを作ったりして、
それから半年くらいTシャツ販売に努めたのだ。
でも、Tシャツの時期も終わり、今度はトレーナーがいいなぁと考えもしたが、
あまりの必須運転資金の莫大さに断念せざるをえなかったのです。。

そうそう、こんなこともあった!
Tシャツを400枚量産してもらった時のこと。
支払いも済んで、あとはTシャツの到着を待つのみ、ってときに、
そのTシャツ工場と連絡がつかなくなったのだ。
ショップに行ってみると、もぬけの殻。夜逃げしたのだ!
電話もつながらないし、どこに連絡をつければいいのかも分からないし。。。

と、数日後運送屋らしきところから電話があり、
Tシャツを預かっているのだけれど、どこに届けるか分からず、
届けるのはそちらでよいのか?と我々の電話番号が記載してあったらしく連絡がきたのだ。
その運送屋もTシャツ工場と連絡がつかなく、運送賃は未払いのままだとか。。
とにかくTシャツが届いてよかった!
アブナイアブナイ。。。
by huang37 | 2006-04-04 23:59 | 關於台灣