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三十路的煩悩

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願い事かなうかなぁ

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九份に移り住んでるキャッスィーにちょいと時間を作ってもらい十分に行ってきた。
前日に「実は台湾きてますー」と。
でもって、「十分にいきたいんだけどいつ時間平気?」と半ば強引に。
そんなアタシの誘いにも快く「明日なら平気」ってことで翌日に決定。
十分行きの列車は、本数がかなり少ないらしく、
前もって往復時刻だけは調べつつ、あとは思いつくままにということで。
こんな台湾的スタイルがアタシの中ではたまらなく快感で^^;



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もっのすごいローカル線で、列車内も地元人と思われる人たちがほとんど。
瑞芳まで買い物にいったんであろうと思われるおばさんや、
共働きのパパママのお留守番でばぁばと一緒にお買い物!
と思われるばぁばとお孫ちゃん。
なんとも更なるローカル台湾の姿を目にしてるようで。
列車からの眺めはというと、これまた絶景。
途中、花連方面と十分方面へ二股に分かれて以降なんて
単線へと線路が細々くなり、眺めるすぐ横には鮮やかな水が流れる渓谷。
いくつかくぐり抜けてく隧道もとーっても手作り感があり、
いろんな意味でスリルで新鮮で。
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十分に到着するや否や、そのまま線路へ下りてくばぁばとお孫ちゃん。
「あぶないよっ」とも思ったけれど、
きっと当分電車が来ないことを知ってるんだろうな。
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で、アタシたちもばぁばを見習い、そのまんま線路をたどってったんです。
もし仮に列車がきちゃったとしても、のんびり走行してそうだし。
心のワクワク感が小さい頃に戻った。
やっぱり線路の上を平均台かのごとくふらふらしながら歩きたくなり、
ものすごいはしゃぎ様でしたわ、アタシ^^;
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商店が並ぶ集落はとってもこじんまりしてて、
平日で、めっちゃ寒い日だったということもあり、
お人はほとんどみかけず、でもそんな風情がたまらなく目にやきつきましたわ。
ココを列車がちゃんと通過するんですよ。
柵なんてものはなく、普通に左右を行き交う地元人。
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そんな商店の中で、片言の日本語を話せるじいじがいらっしゃいまして、
商売っ気のなさげなかわいらしいじいじで、
「天燈飛ばしたいんですけどー」と日本語で交渉。
ちょいと大きめな天燈で、四方すべてに二人でふたつずつお願い事を。
ちょいと欲張りましたかね^^;ふたつもだなんて。
飛ばす時には、天のお金をちゃんとくくりつけて飛ばしてくれるんです!
「この子たちのお願い事を叶えてやってくださいましね」とじいじが心を込めて。
あとは、アタシたちの日頃の行いにかかってるってことで^^;
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願い事は、墨で筆で。
なんだか心が引き締まりました。
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原理は分かっていても、やっぱり興奮しちゃって、
飛んでくれた瞬間のアタシたちの喜びようったらなくってね~。
じいじとお手伝いでアタシたちの天燈に火をともしてくれた兄ちゃんは
苦笑してました^^;
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途中で勢いを失うこともなくちゃんとアタシたちの願い事を運んでくれましたよ!
こん時、今年こそは「あぁ、これでよかった」と
思える時にたどり着けるかなと感じたんですわ。
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ホント、こん時の爽快感といったらなかった。
長年の体験してみたいことだっただけに、めちゃ嬉しくって、
満腹感とも言うべき?充実感かなぁ?
まぁなにはともあれ、あとはアタシたちの努力次第ってことです。
by huang37 | 2008-01-31 19:44 | 回台湾