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三十路的煩悩

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留学 始めの3個月

少しは勉強していくべきだったとその頃は思った。
ラジオ講座とかテレビ講座のテキストは買ったは買ったけど、
結局使わずじまいで、留学生活に突入してしまったわけで。。。

なにせ何も話せないレベルできてしまったので、(知り合いはいたものの)
とにかくすべてが大変だった。



何がって・・・

まずは家探し
学校や、公園に住居者募集の赤紙(*)が貼り出されているのだけれど
もちろんのこと中文。
なんのことやらさっぱりで、理解もできず。
このときばかりは友達が一緒に探してくれたものの、
部屋の雰囲気がよくて、アタシの生活限度額な部屋探しは一苦労だった。
友達にはいろいろと迷惑かけたものの、
結局探し出したのは、大学の掲示板に貼り出されてあった日本語の物件。。。
大家さんとの通訳も立ち会ってくれるってことで、
大学にほど近く、部屋の雰囲気もそれまで見てきた数ある物件からすると
けっこうよかったのでココに決定!
(でもその後恐ろしい悪夢に襲われる日々。。。)

授業はというと
毎日が必死。なんてったって全然分からないんだもん(><)
授業の流れから、何をしようとしてるのかとか、何を言わんとしてるのか、
ぐらいは理解できるものの、やはりまったく理解できずで、
まずは老師がよく口にする言葉をカタカナで書き留めておいて、
授業後、台湾の友達に質問攻撃をした。
例えば、「ドゥイ ブ ドゥイ(對不對)」とか
「トン ウォー ダ イースーマ(懂我的意思嗎)」等等。。
そして、下課後は友達と発音練習。
日本語にはない「ㄖri」とか、「ㄤang」「ㄢan」の区別だったり。
めちゃめちゃ厳しかったなぁ。

そして、生活には欠かせない食事
こりゃ~ホントに参った。。
まず、レストラン的なところに毎日行ってたんじゃ、
生活限度額内では生活していけないし、
かといって、おいしい屋台とかでは
メニューがないから指差し注文はできないし!
でもそんなことも言ってられん!ってことで恥を忍んで
店前にいって食べたいものを指して「這個!這個!」という具合に注文したものだ。。。
でも、あまり冒険もできず一週間同じものを食べてた時期もあったっけなぁ。
さすがに、老闆もアタシのことを覚えてくれて、
何も言わずも、いつものヤツを準備してくれたりもした。
で、ついでに「這個中文怎麼說」って聞いてそこでも勉強(笑)。

そうそう、マックは万国共通だからよく行ったもんだけど、
指差しだけで済まないことがわかって行かなくなった。
注文の終わりに絶対何か聞かれてたのだ。
それはどうやら答えなくてはいけない事らしく、それでいつも恥をかいていてね。。。
アジア人は顔がみんな一緒でしょ。
だから「変な台湾人」ぐらいに思われイヤな顔をされてしまうのですよ。。
西洋人は外国人だって認識がすぐできるもんだから、英語で話しかけてくれるしー。
で、その言葉というのは「番茄醬要嗎?」だったのです(笑)。


*赤紙:
台湾で家を探す場合は仲介を通さないでそのまま直接契約することが少なくない。
そのことが反映されているように、大学の掲示板や、公園の掲示板、地域の掲示板に、
部屋の数(臥室・厨房等)、房租、連絡先、契約条件等が
赤い紙に簡単に記載され貼り付けられてるのだ。
日本で外国人が部屋を借りることは容易いことではないが、
日本人であるアタシが台湾で部屋を借りることはとても簡単だった。
中には日本人に貸したいのよ!という大家さんがいるほど。
日本人は部屋をとてもきれいに使ってくれるんですって。
by huang37 | 2006-03-15 23:27 | 關於台灣