来年3月に迫った台湾総統選挙。
日本に住む台湾人には「今度行くのは3月末がいいよ」と言われる。
「オモシロイから」。
まぁ、そうは言っても彼らにとってもものすごい関心事であるわけで、
しかも再び政権交代の荒波がやってきてるらしいし。
思い起こせば8年前の旧正月、たまたまやってきたひとり旅の時、
ちょうど総統選挙年だったらしく、
台湾事情をなーんにも知らなかったアタシにとっては
とてつもなく印象深い街中の盛り上がり用だった。
ちょうどそん時は、今の総統阿扁率いる民進党支持が
連さんと宋さん(だったかな?)率いる國民党にまさった
歴史的選挙だったとか。
でもね、国民の期待を背負った阿扁、やってくれちゃったもんなぁ。。。
正直なところ、アタシにはあまり深い歴史的な真意なるものがわからない。
でも、大陸寄りになって台湾らしさが乏しくなっていくのはイヤ。
まぁ、そんなワケから哈台族の日本人として
阿扁に期待を寄せていたところはあったんですがね。
民進を表してだかなんだかわからないけど、
中正国際空港から桃園国際空港に改名されたり、
まだ日本のガイドブックやツアー案内では表だって変わってはないけど、
中正紀念堂から民進堂に改名されたり。。。
で、また馬英九総統が誕生した暁には
中正紀念堂に改改名するとかしないとか、
主権党派によって歴史的建造物の名が左右されるっていうのは
いかがなもんかと感じるわけです。
所詮歴史的背景を何も知らん外部者が申すことことでありますが。。。
主権党派が変わっても変わらないこともあるわけで、
その台湾らしさを発展に繋げていける主導者をむかえてほしいものです。
って、その前に日本の心配だよな。。。
今日のランチにいった台湾料理屋さんで配布されてた華僑新聞に
「中正紀念堂成角力場」という記事を見て思ったことでした。